クリルオイル(馬用オメガ3)
南極のオキアミからとれたピュアオイル (クリルオイル)
クリル(オキアミ)オイルには、馬にも必要とされているオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。オメガ3脂肪酸に含まれるDHA(ドコサへキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)はリン脂質と結合しており、高い吸収率を期待できます。また、オキアミには抗酸化作用のあるアスタキサンチンが含有されており、活性酸素に対する抗酸化を示します。
特殊製法により不純物を取り除き、純度を高めることでニオイの軽減に成功しました。馬でも摂取しやすいオイルになっています。
〇オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸とは
油脂には植物性と動物性のものがあります。馬が必要とするエネルギー量を食餌から摂取する際に、油脂は少量で補給することができ、濃厚飼料の多給を防ぐことができます。植物性油脂には、亜麻仁油、ナタネ油、大豆油、コーン油などがあり、オメガ3脂肪酸を多く含む亜麻仁油は馬にもよく使用されています。動物性油脂には魚油やクリル油などがあり、植物性油脂に比べてより多くのオメガ3脂肪酸を含有しています。
馬はオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を必要としていますが、自身で生成することができません。オメガ3脂肪酸に含まれるDHA(ドコサへキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)には血流の改善や抗炎症作用を有します。細胞に近い“リン脂質”と結合したオメガ3脂肪酸は、吸収効率が高いことで知られており、少量で効果があると言われています。また、クリルオイルのオメガ3は、魚油のDHA、EPAに比べ水に溶けやすいために、さらに吸収率が高くなっています。
〇アスタキサンチンとは
βカロテンと同じカロテノイドの一種で、甲殻類(エビ、カニ)やイクラなどに含まれる天然の赤い色素です。抗酸化作用を有します。オキアミはアスタキサンチンを含有するため強力な抗酸化作用があり、DHA、EPAを酸化から守ります。馬の筋肉に作用しコズミにも効果があるとされています。
これまで馬においてオメガ3脂肪酸は、おもに植物性油脂より摂取されてきました。魚油やクリルオイルはオメガ3脂肪酸として大きな比率を有していますが、嗜好性に欠けているため与えることが難しいとされています。クリルオイル(馬用 オメガ3)はソフトカプセルに入っており、いつでも新鮮な状態を保ちます。体調に合わせて量を調節することができ、使いやすい形状となっています。
*効果が期待されるもの
・抗炎症作用(関節などの痛み)
・免疫力の向上
・皮膚疾患
・毛艶良化
・心臓・肝臓・腎臓機能の向上
・コズミ
*投与量・投与方法
まずは1カプセルを食餌によく混ぜて与えてください。
※ハサミでカプセルを切り中身を抽出して与えるか、少量のお湯(60~90℃)に溶かして液体として与えてください
体調に合わせて量を増やしてください。
目安(1日) ミニチュアホース 3~4粒
サラブレッド 4~8粒
*原産国 日本
*原材料名 クリルオイル、ソフトカプセル(豚由来ゼラチン、植物グリセリン)
*保証分析値 *1粒(450mg)あたり
◇粗たんぱく質 2.5%以上 〇EPA 31mg
◇粗脂肪 44.5%以上 〇DHA 14mg
◇粗繊維 0.5%以下 〇アスタキサンチン 20ppm
◇粗灰分 3.0%以下 〇総リン脂質 104mg
◇水分 5.0%以下 〇オメガ3脂肪酸 57mg
◇代謝カロリー 543kcal/100g 〇オメガ6脂肪酸 8mg
*1カプセル内容量 50mg(オイル260mg入り)
*内容量 1袋あたり180粒入り
愛馬のパフォーマンス向上、健康維持のために是非お試しください。
※JRAファシリティーズ朝井先生のカイバ道場 "ω3脂肪酸の効能と供給" は以下よりご覧になれます